平野君(6組)が掲示板に投稿してくれた 久しぶりに訪れた2008年春の母校 の感想文です。

本日4月26日青沼君と6組の金井正治君とともに、写真を撮らしてもらうために母校を訪問しました。予めお願いしてあったので、教頭の五味先生が対応してくださり、校舎の中を案内してくれました。
卒業後何度か深志高校を訪れているものの本館の中にはいることがなく本当に卒業以来の本館でした。
薄暗い廊下。白い漆喰の高い天井。廊下を端まで歩くと廊下の外れに扇型の小さな石の流し台があり、それを見て突然忘れていたものを思い出しました。
クロがいた宿直室近辺。檄が張ってあった昇降口。その裏手の竈で合宿の飯を炊いたこと。11の白い棺が並べられていた明かりの消えた講堂。講堂・本館以外はもうなくなっていましたが、こうして形を留めている校舎の中に思い出はそこかしことに詰まっていたのです。すり減った階段にも、厚い板でできた階段の手すりにも。新しく防水加工された屋上には闇の中で歌った寮歌の歌声が染みついてそのまま残っておりました。
♪校歌 (同窓会HPより使用) ← クリックすると校歌を聴きながら、写真を鑑賞できます。